1. 開講から今までの振り返り

最初に軽く総括するとこんな感じでしょうか。

  • 初期費用を一切かけずに開講できた
  • 自分の力ではなく、とにかく周りの人の助けが大きかった

以上の二点について詳しく書きます。

お金をかけずに場所を確保する

開講するにあたって、場所の確保だけはどうしても必要なことでした。基本的にスペースを借りるときは一時間あたりで料金を支払うのが一般的です。しかし自分の場合はそもそも生徒が集まるかわからないという状態だったので、一時間あたりで料金を支払う方法だと生徒が十分に集まらなかった場合赤字になる可能性がありました。
そこで売上のうち数%をリベート(謝礼)として支払うという条件で交渉しました。結果承諾していただくことができ、大通り駅からすぐの所に場所をお借りすることができました。 運が良かったということもありますが、少しの工夫で事業を進める難易度は全然変わるなと思いました。

最初の集客が一番の壁だった

場所の確保もそうでしたがそれ以上に一番の壁となったのは集客でした。無料説明会などもページを用意してやってみるのですが、それすら集まりませんでした。原因はわかりきっていて僕個人に対する実績・信用がないことです。結局最初の一人は企業の協力を得ることで獲得できました。正直最初の一人に関して言うと会社の権威を借りることができたと言う面がかなり大きく、自分一人の力で最初の一人獲得できたとは到底言えません。
場所の確保も同様に、今の自分の実力だと他の方の助けや権威を借りなければ最初の顧客だったり売上を上げることすら難しいということがわかりました。これは忘れてはいけない部分だと感じました。と同時に(個人で生きていくのであれば)個人としての実績や信用を積み重ねていく必要性を感じました。

2. 得られた気付き

開始してまだ3ヶ月と言うことであくまで仮説の域を出ませんがこのような気づきがありました。

  • 顧客の獲得チャネルとしては紹介が最強
  • プログラミング教室のニーズは親の内ではなく、息子本人の内にある
  • 小学校の段階だとプログラミング習得の前提となるパソコンの使い方だったり英単語の知識がまだ不十分であるケースが多い

通うか否かを決定する要因はあくまで生徒本人の内にある

この三ヶ月間毎週一回生徒に教えるということをやってきたのに加えて、4,5名ほどの小学生のお子さんを持つ親御さんとお話しさせていただく機会がありました。その中でも当初予想に反していたかつ印象的だったことが一つあります。それはプログラミングスクールに対するニーズとして大きかったことは「将来のためのスキルを身に付ける」と言うことよりもむしろ「本人が興味を持ったからやらせてあげたい」だったり「本人が楽しみながら学んで欲しい」という部分だったことです。要するに主体がお子さんであると言うことです。
当初はいかに知識を付けさせてコードをかけるようになるかという部分を重要な課題として考えていましたが、この気付きを得てからは「いかに自主的に、そして楽しみながら取り組んでもらえるか」を重視してだと考えるようになりました。ということで余った時間にはゲームの特性上数学的思考が要求されるかつ、楽しんでプレイできるテキサスホールデムポーカーを取り入れてます。笑

最強の集客チャネルはクチコミ。そしてクチコミは教室の質ありき

  • コストがかからない
  • 注力できる

小学生にプログラミング言語は少し早いのかもしれない

教室の中でプログラムについての話題をちょくちょく出してみたりしてその様子を見るに、小学校の段階だとプログラミング習得の前提となるようなパソコンの使い方、変数定義の概念だったり、英単語の知識がまだ不十分であると感じました。パズル的なUIが用意されていてそれをいじると英語でコードを書かずともプログラムを作ることができる「スクラッチ」が小学生向けの教材として主に扱われているケースが多いことにも納得いきました。
あくまで仮説に過ぎませんがこのようなことから、コードを書くことに関しては上述の前提知識を習得している(と思われる)中学生程度からが最適かもしれれないと感じました。

今後について

学級日誌の導入

新たな施策として生徒には、取り組みの内容や感想などを記録する学級日誌をつけていく。ということをやってもらおうと思っています。文書の作成にはメールアドレスさえ知っていればファイルを共有できるDoropboxというWebサービスを使うことで親御さんにも閲覧可能な状態にします。学級日誌を導入する効用として僕自身が生徒の様子をより把握できることに加え、以下の三点を期待しています。

  • webサービスを用いることでパソコン自体の使い方と、ネットサーフィン以外の用途を知ってもらう
  • 取り組みを記録として残すというプロセスを通して生徒の学習を強化する。
  • 親御さんが生徒の学習の様子を把握できるようにすることで、満足度を高める

文書がDropboxで共有されてさえいれば誰でも書き込みが可能な点を生かして、ゆくゆくは親御さんとの意見交換の場になれば良いなとも思っています。親御さんの意見を元に内容を改善していくなど、小規模だからこそできる小回りの効くことをやっていきたいです。

中学生

確定次第追記予定。 上述した部分とも関連しますが、小学生の段階だと変数定義の概念だったり英単語の知識だったりとプログラミング習得のための前提となるような知識がまだまだ不十分であると感じました。Swift教室の対象は小学生ではなく中学生程度が相応しいのではと思ったりもしています。こちらも生徒さんからの紹介という感じなのですが、中学生本人から話を聞く機会があるのでそれを踏まえて方針を決めていこうと思っています。